ギリシャがユーロから叩き出されようとしている。
もうこれ以上ギリシャに金をつぎ込みたくない。
ギリシャを抱えているばかりにユーロが崩壊しそうな状態。
だが流石にもう金をつぎ込むのは嫌だと、一番のスポンサードイツが云っている。
国民の税金を散々突っ込んだ挙句この結果だ。
それでも今までつぎ込んだ金は返ってこない。
ギリシャがデフォルトをするのは時間の問題。
ギリシャ国民はもうこれ以上緊縮予算には耐えられないと云っている。
そのくせユーロ圏内には残りたいと願う国民は八割を超えている。
つまり甘い汁を吸い続けたいと願っている。
そしてスペインもポルトガルも、イタリアもだんだん怪しくなってきている。
スペインでは失業率が25%近く、若者に至っては二人に一人は失業者の様な状態。
昨日で既にユーロは限りなく百円に近付きつつある。
日本も無傷でいるわけにはいかない。
より高い金利を求めてつぎ込んだ代償だ。
そして今ヨーロッパ全体が右傾化している。
押さえても抑えても入り込んでくるアフリカからの移民。
それ等はイスラムと云う西欧基盤とは相いれない別の文化を持ち込む。
一時多文化主義として寛容だったヨーロッパもその弊害に頭を痛めるようになった。
既に彼方此方で騒動は起きている。
それで各国に過激な右翼政党が台頭して来つつある。
その中でフランスが左に舵を切った。
新大統領オランド氏が就任した。早速経済の盟主ドイツのメルケル首相との会談に挑んだ。
先の大統領サルコジ氏と、ドイツ首相メルケル女史とは「メルコジ」と云われるほど馬が合っていた。
果たしてオランド新大統領はメルケル首相と旨くゆくのだろうか、
大きな政府を目指す社会主義者のオランド氏、片や徹底した合理主義者のメルケル首相。
どう見てもすんなり行くとは思えない。
今回の大統領選の真の勝利者は、排外政策を主張する右翼のマリーヌ・ルペン氏だったと云われる。
サルコジ氏の灰汁の強さに飽きた国民はソフトなオランド氏を選んだ。
彼が素晴らしい指導者と認めたのではなく、サルコジ氏から逃げたかったのだ。
早速新大統領は緊縮財政に別れを告げて、財政出動させても国民の要望に応えたいと応じている。
ユーロ参加国の財政赤字を3パーセント以内に収めるように規定されている。
まともにその範囲内に抑えられる国はない。
税収の不足を国債を売って間に合わせている。
つまり他国からの借金。その締め付けに国民は辟易している。
借金をするためにはより多くの金利を払わなくてはならない。
今やその限度額を超えても金を貸してくれる国は少ない。
国民も働いた稼ぎの何パーセントは税金で持って行かれる。
ここまでくればユーロ解体は現実のものになりつつある。
ユーロの中で一人健全な財政運営をしている国ドイツ。
今やドイツの支え無くしてユーロは持たない。アメリカも経済ではあてにならない。
さりとて中国も最近では経済成長に赤ランプが付いている。
日本の懐が益々狙われるはず、中国の軍事だけ用心していれば良いわけではない。


by atom2010
「この男を無罪放免にしてよい…